Sunday, January 15, 2012

PRADAフォンもついにスマートフォン化! テザリングにも対応した「PRADA phone by LG 3.0」登場 « GQ JAPAN

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PRADAフォンもついにスマートフォン化! テザリングにも対応した「PRADA phone by LG 3.0」登場

ラグジュアリーブランドと携帯電話のコラボレーションの先駆けとなった「PRADA phone」を覚えているだろうか。あの「PRADA phone」がついにAndroidスマートフォンとしてリリース。いままでのガジェット然としたAndroidスマートフォンに惹かれなかったユーザー必見だ。

OSはAndroid 2.3、メモリー8GB、CPUは1.0GHzデュアルコア。カメラは8メガピクセル。ワンセグ、おサイフケータイにも対応。さらにWi-Fiテザリングにも対応している。また、クレードルやBluetoothヘッドセット、ポーチなどもプラダからリリースされる。オープン価格〈PRADA/プラダ ジャパンカスタマーリレーションズ tel.0120-559-914〉


現代社会において、携帯電話は誰もが持っているもの。ゆえに、その持つ人のパーソナリティを表すとも言える。また、携帯電話の時刻表示を時計代わりに見ているという人も多いだろう。ポケットの中から携帯電話を取り出して下向きながら時刻を確認する様は、さながら"現代の懐中時計"。かつてヨーロッパの貴族がこぞって個性的な懐中時計を時計師に作らせたように、携帯電話も個性的なものを人々は求めていくのだろう。

そんな中、ラグジュアリーブランドでいち早くそうした携帯電話の特性に目を向けていたのがPRADAといえる。「PRADA phone」と名付けられ、LGと共同開発されたコラボレーション携帯が初めて登場したのは2007年。2008年に第2弾が発売されたが、ともにタッチパネルではあるもののフィーチャーフォン(いわゆる普通のケータイ)がベースであった。

昨今のスマートフォンへの移行に合わせて今回発売された「PRADA phone by LG 3.0」ではAndroid OSを初めて搭載した。PRADAらしいミニマルでシックなブラック筐体は完全にオリジナル。背面はPRADAの「サフィアーノ・レザー」のパターンのカバーが用いられ、他のPRADA製品と同じ質感を持つ。電源ボタンなどディテールに至るまでオリジナルで作り込まれている。

なお、ディスプレイは4.3インチ(800×400)のNOVAディスプレイを搭載し、OSはAndroid 2.3(Gingerbread)。将来はAndroid 4.0(Ice Cream Sandwich)へのアップデートが表明されているのが嬉しいところだ。なお、キャリアは国内ではNTT docomoとなっている。

UIは完全にカスタマイズされており、ボタンやガジェットなどは黒、グレー、ホワイトを基調にしたこれまたPRADAらしいデザインでまとめられている。特にフォントやアイコンのデザインへは相当な気遣いをしているようだ。

ブランドとのコラボレーションでは、そのブランドの持つ世界観をどれだけ細部に渡って統一感を持たせるかがポイントとなる。どこかにほころびやユーザーが気がついた「なんか違う……」があった時点で、ユーザーが持つ世界観は崩壊してしまうだろう。その点、徹底的にUIをPRADA流にした「PRADA phone by LG 3.0」は、まさにPRADA製品そのもの。もっともラグジュアリーなスマートフォンの一つといえるだろう。

PRADA phone by LG 3.0

Text : Toru Mori @ tsunagaru Inc.


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2012年1月11日

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